こんにちはウナギいぬ[E:dog]です。
毎日寒さで凍えています。
[E:snow]雪も降って冬真っ盛りですが、
犬気質よりもウナギの要素が強いので、ほぼ冬眠状態の私[E:coldsweats01]
でもでも、今回は頑張って、
鹿沼の商店の皆さんが一丸となって行われている
『まちゼミ in 鹿沼』をご紹介します[E:note]
2003年に愛知県の岡崎市で誕生した「得するまちのゼミナール」は、
略して「まちゼミ」と言います。
今では全国各地に広がりを見せて、
栃木県内では今回の鹿沼市が初めての試みなんですよ。
では、具体的には「まちゼミ」ってなーに[E:sign02]
ってことで、主催する団体の1つ、
鹿沼市商店連合会 会長の 若林 実さんに教えてもらいに、
ひろぽん[E:penguin]おにいさんと一緒に行ってきました。
インタビュー場所は若林さんが経営する「ふとんのいせ茂」。
鹿沼商工会議所の指導課長補佐、水越 圭吾さんも同席して下さいました。
[E:karaoke]「まちゼミ」とはどのような活動を行うものなのですか?
[E:spade]鹿沼市の商店会は日々お客様と接して、いろいろなイベントを昭和31年から通して、
30年、40年いろいろなことをやって来たんですけれど、
商店と会が本当に昔の栄光なく、数が少なくなってまいりました。
イベントをやるにしてもパワーがどんどん落ちてきて、
商店主の高齢化が進んでいる現状を考えて、
無理なくいろいろなお店が参加できる無理のないイベントを考えていたところ、
全国でかなり頻繁に行われていて、しかも成功をされている、
「得するまちのゼミナール」通称「まちゼミ」という企画に着目致しました。
参加店の情熱とやる気が高まったところで、
鹿沼のまちゼミが栃木県で初めて開催することになりました。
[E:karaoke]まちゼミのルールについて教えて下さい。
[E:spade]初めて聞く言葉だと思いますけれど、理念は、
「みんなが幸せになれる、得をする」という事で、
お客様は無料の講座が聞ける、お店はお店の良さを知ってもらう、そしてまちが賑わう。
一番がお客様、二番目が商店そのもの、
それについて賑わいが付いてくる、ちょっと今までと逆の発想が今回のまちゼミです。
期間は1月21日から2月28日という非常に長い期間を取っております。
この期間に店側が自分の好きな日と時間にお店の中にお客様を呼んで、講座を開く。
講座とはそのお店のご主人、奥様が得意としていること、
あるいはお客様にお伝えしたいこと、お客様のお悩みを解決してあげられるようなゼミ、
それぞれ自由に、縛りが無いことが特徴となっています。
お客さんに気軽に来ていただくために、まず受講料はいただかない。
無料でで受講していただけます。
そしてこれが一番重要なのですけど、
商店でやっているから売り込まれちゃうよね、とか、
買わないと帰れないよね・・・などの心配を無くすために、
全参加店が、お客さんが欲しいと言っても売り込みは一切しない。
そこでの商品のやり取りは一切なし、という厳格なルールを決めています。
[E:karaoke]お店とお客さんにメリットがあって、自由に活動できるのは素晴らしいですね。
[E:spade]現状で、想像以上の30店に参加していただくことになっています。
全部で99の講座を用意しています。
無理矢理の参加型ではなくて、率先参加型のお店が30店ですね。
実はこれ以上に参加したいというお店があったのですけれど、
3回の講習会を受講した、ルールや理念を認識したお店だけが参加できるということで、
参加できなかった皆さんには改めて講習会に参加してもらって、
次回は倍以上の講座を予定、計画中です。
[E:karaoke]今回講座のジャンルが3つに分かれているのですけれど、改めて詳しく教えてください。
[E:spade]お客様にパンフレット上分かり易くするために、大きく3つに分かれております。
・健康・美容をテーマにした講座
・実際に作ってみる・食べてみる講座
・話を聞いて、感動したり勉強になる知識や知恵を付ける講座
以上の、『健康・作る・学ぶ』の3講座にジャンル分けしております。
お話しお伺いしているだけでもなんだかワクワクしてきちゃうね[E:happy02][E:shine]
各講座の詳しい内容は、鹿沼商工会議所「まちゼミ」HPをご覧ください[E:scissors]
http://www.kanuma-machizemi.com/
[E:karaoke]スキンケア[E:shine]やペットマッサージ[E:dog]、メガネの選び方に漢方薬とダイエット、
コーヒー[E:cafe]の美味しい入れ方からそば談義まで・・・
パンフレットを見渡すと、老若男女、年齢性別問わず楽しめる講座が盛りだくさんですね。
[E:spade]実際1月21日に動き出してから、受講された方のアンケートを現在整理中ですが、
「参加してみて良かった」との意見が圧倒的で、
あそこのお店であんなお話聞けてすごく勉強になっちゃったとかの感想、
お店の裏まで入って商品見せてもらって良かった、
などの嬉しいお声をいただいておりますし、参加したお店のご主人や奥様からも、
ハラハラドキドキしながら初日を迎えたけれど、
お客さんと一緒にお話できて良かったとか、
講座を開けてものすごく幸せだったとかの前向きな感想をいただいています。
[E:karaoke]個人店の商店街だからこそ出来るイベントなのですね。
[E:spade]皆さん何十年もやって来て、それぞれ旦那さん、奥さんがノウハウや経験があって、
その職業に関してはプロフェッショナル中のプロなのです。
講座を受講していただいて、ご主人や奥さんのファンになってもらう。
お店のファンができたらいいなと思っております。
[E:karaoke]鹿沼市外からの方でも参加は可能なのですか?
[E:spade]もちろんです。地域によっての参加資格はございません。
どこからでもおいでいただいて結構です。
ただ、それぞれの講座には年齢制限などがある場合がございますので、
それらの点にはご注意いただきたいと思います。
「鹿沼 まちゼミ」で検索していただければ、
詳しい情報がいつでもご覧いただけますので、
ご興味をお持ちいただいた講座が1つでもございましたら、
まずは各お店にお気軽にお問い合わせ願えればと思います。
[E:karaoke]若林会長ご自身の、今回の「まちゼミ」にかける思いを教えていただけますか?
[E:spade]去年の8月から勉強会が始まりまして、
みんなの意識の高まりと共に地元も盛り上がってきました。
その結集が、今回の「まちゼミ」なのです。
なにぶん、手作りで初めてのことなので、
講座によっては残念な印象があったらお許しいただきたいのですけれども、
とにかくご関心がある方は、お気軽にご参加いただきたいと思っております。
今回の経験を活かして、絶対次回もやりますので、
その時には、倍の講座、倍の来場者に来ていただけるように、
この先もみんなで更に勉強したいと思っております。
「まちゼミ」といイベントを、大事に育てて行きたいと思います。
それぞれのお店、それぞれの講座が、手作りでお客様をお待ちしています。
ぜひ参加して良さを知って下さい。お待ちしています[E:sign01]
若林さん、お忙しい中ありがとうございました[E:notes]
商店会の皆さんの熱い想い、かぬま部のメンバーもしっかり受け取りましたよ[E:rock]
(水越さんは残念ながらインタビュー中に所用でお帰りに[E:bearing]でもお話し色々してくれました[E:happy01])
「まちゼミ」のことが良くわかったら、
パンフレットを熱心に見ていたひろぽんおにいさん[E:penguin]が、
市内末広町の「渡辺カメラ店」さんの講座にくぎ付けなので、早速おじゃましてきました。
「お子様を上手に撮るコツ教えます」のテーマに、おにいさん[E:penguin]興味津々みたいですね。
この日は定員5名のところ、満員でした[E:flair]
先生は店主の渡邉 正行さん。
少し緊張しながらも穏やかな口調で優しく教えて下さいました。
講座の模様をダイジェストでどうぞ[E:happy02][E:shine]
[E:camera]まず一番は、カメラを持った時の構え方です。
大きい一眼レフの場合は、構えるのに左手を乗せます。三脚と同じ状態です。
カメラの方に乗せて、肘が手前に引ける状態で撮るとより安定して撮れますね。
[E:camera]いまのデジタルカメラは感度調節が自由になっていますから、
暗い場所で撮影する場合にちょっと光があるところなら、
フラッシュを使わないで感度を上げて撮影してみると、
立体感がある良い写真が撮れるようになります。
フラッシュをたいている方(右)が逆に暗く見えますよね。
後ろの光が届かなくなるものですから。
人物に合わせたフラッシュの光が出るようになっています。
その分だけ、後ろの感度が不足になります。
フラッシュの天井の反射の場合は条件を受けます。
[E:camera]今のカメラには手ブレ機構が付いているので、
ほとんどブレが無いで撮影できるんですけれど、
一眼レフもコンパクトカメラも、きちっと構えて、指のお腹でシャッターを押す。
指を立てない、これが大事な人物の撮影になります。
それと同時に、首や頭にラインが掛からないように、
いわゆる『首切り写真』にならないように少しでもずらしていただけると良いですね。
お子さんを家族の方が撮ると、子供の表情が生き生きしたものが撮れるんです。
遊んでいる時にも、逆にお子さんに声をかけないで構えておいて、
良いなと思える場所に来たら撮る瞬間に声を掛けて、
こちらを向いた瞬間に撮ると、生き生きした写真が撮れます。
それと大事なのは、お子さんの目線の位置で撮ってあげる方が良いです。
上から撮ると押さえつけている様な写真になります。
店主の渡邉さんはさすがにカメラのプロですね。
講座中、参加者の皆さんは結構熱心に質問をされていて、
その1つ1つに的確に答えていたお姿が印象的でした。
うなぎイヌも、知らなかったり、改めて気づかせられたりしたことばかりでしたね。
SDカードが静電気に弱いとか・・・この季節特に危ないもんね[E:bearing]
講座の後で、参加者の方々に感想を聞いちゃいましたよ。
竹内さん(画像右のご主人)
「今までは自由気ままにマイペースに写真撮っていたけど、
やはりプロのアドバイスは良いです。大変参考になりましたね」
安田さんのご感想
「カメラの知識が全く無かったのですけれど、
ポイントを押さえることで少しでも写真の質が上がると学んだので、
子供が動いたりするので、ぶれたり撮りにくかったりすると思うんですけれど、
これからもいっぱい撮って行きたいと思いました」
最後に皆さんで記念撮影[E:camera]
渡邉さん、参加者の皆さん、ありがとうございました[E:flair]
ひろぽんおにいさん[E:penguin]も、「タメになった~」って言って早速お家で試したみたいですよ。
こんな感じで、皆さんが必ず興味のある講座が見つかるはずです。
お客さんもお店もまちもみんなが得するwinwinの関係って素晴らしいですね。
最終日までまだまだ日にちがありますから、今からでも遅くはないです[E:sign01]
ぜひともHP、チェックしてみてね。
今回参加できないとしても、近々2回目があるようだから楽しみ~[E:happy02]
[E:shine]以上、ウナギいぬ[E:dog]でした。